今回は”誉める”ということについて・・

誉めるのは難しいです。少なくとも”講師”という立場から”生徒”を誉める場合は 生徒に誉める部分がなければ誉めることが出来ません。
もちろんこれを上手く見つけ出して誉めてあげるのは、講師としても重要な能力なのですが、 例えば始めてCGをやりはじめた人の作品は改善すべき点が多すぎて誉めることは難しいものです。

今回は誉められるきっかけ・・・のようなものを考えてみましょう。同人活動の是非 というテキストでも少し触れましたが、同年代や身近な人とのコミュニケーションから誉められることから始めなければいけません。

認められること

    では、どうやって認められて誉められる事ができるのでしょうか?
    ゲーム制作で言えばゲームを作ってコンテストに発表!そして受賞してゲームメーカーにスカウトされて就職・・ なんてことを夢見ている人もいるかもしれません。またはそんなに甘くないと諦めているかもしれません。

    重要なのは誰かに”認められたい”という気持ちなのです。そしてそれを実行するだけの行動力・・これが大切です。

否定されること

    じゃあ、コンテストに応募すればいいんだ!と思うかも知れませんが、もちろん世の中甘くはありません。
    特にコンテストなんていうものは、そのほとんどが落選します。プロでも応募可能・・なんてものなら、 まず間違いなく始めたばかりの人が受賞することなんて出来るハズがありません。

    コンテストというのはRPGで時々ある”絶対に勝てないイベント戦闘シーン”のようなものです。

    でも、友達に「これ作ったんだけど・・どう?」なんて聞いたところで、仲のいい友達ほどあたりさわりのない 返事をすることでしょう。否定されない肯定も意味がないので、これはこれで大切なことなんです。
    否定されたら、その原因を直せばよくなるんですからポジティブに考えましょう。(ただここで例に出している コンテストでは原因も分からないものなので問題ですが)

さて、ここまで読んでクリエイターに大切なことって何でしょう?

私は、技術うんぬん以上に人に楽しんでもらうというサービス精神が大切だと思います。
そのためにはどんなことをしたら楽しめるのだろうか?というのを意識する必要があるんです。

特に人間の成長過程においては”自分を認めてくれる存在”というのは大切なものです。
親の教育・しつけの問題だって、ただ甘えさせるのではなく何かに頑張ったことに関して認めてあげたり、 ご褒美にプレゼントすべきじゃないでしょうか?認めるということは悪い部分に対してダメだという”否定” があってこそのものではないでしょうか?

人間が嫌いでひきこもってゲームばかりしている子供だって本当はゲームの制作者と対話してるのではないでしょうか。
モニターの向こうで遊んでくれるであろうプレイヤーを想定して、それが誰だとしても出来うる限り楽しんで もらう為に技術を高める。

根本的には女の子にもてたくてスポーツに打ち込んだり、楽器を練習したりするのと同じなんです。ただその対象が”異性” ではなく、”同じ趣味のだれか”なんですけどね。

ここで私が言いたいのは、ただ”○○して楽しい”だけでは自己満足・自己陶酔にすぎないのです。
もとろんそれでいい・・というのならば、趣味として普通に続ければいいと思いますが、きっといつか”飽きる”ものでしょう。

是非、出来るだけ多くの人を満足させられ、これといって欠点を指摘されないレベルを目指して欲しいと思います。
そのためにはまず興味のあることを始めて形にし、その評価を聞ける環境を整えてください。


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