パンフレット?

一般的にCG雑誌などでWEBTIPSなんか執筆している人たちは、大手の通販サイトや大企業のページを作っている実績のある人たちだ。
その人たちに向かっておまえらの作ってるWEBページはダメだ!やめろ。・・なんて偉そうにいう気はないし、デザイナーとしての実力があるわけでもない。
けどね。WEBって新しいメディアなんだってことを忘れてないかな?
結局会社のパンフレットがWEBになったり、通販カタログや広告がWEBページになって実際に印刷するよりも安い・・ってだけなんじゃないのだろうか?ムービーにしてまるでTVCMのようなものも流せるし、ミニゲームであそばせることもできる。
でもそれって要するに"無料"もしくは"低コスト"で広告や通販ができるってだけのことじゃないの?

無料で配って元がとれるか!?

よくも悪くもWEBでの無料の壁が崩せなくて、あえいでいるのはどこも同じではあるだろう。だが確かに価値のある"情報"というものは存在する・・それは書籍であり、ソフトウェアだろう。
だがソフトウェアというのはツールやユーティリティというのもは高額ゆえにコピー問題対策としてパッケージ販売が向いている。
またCGやクリップアートというものも需要はあっても小額すぎてなかなかビジネスとしては結びつかないのではないだろうか?
映像メディアやオンラインブックにしても、レンタルビデオ店で手軽に借りられ、一度楽しむだけのものではこれも商業的にきびしいだろう。
ではやっぱりゲーム?いや、今となってはそれも難しい。ゲームの価値がかなり下がって始めているからだ。 もちろんどれも優秀なものならばこの限りではないだろう。だがその優秀なものを探し当てるのが難しいのも現状。唯一WEBで広告として成功しているポータルサイトをみれば現状はつらいとしか言えないかもしれない。

ゲームの歴史、WEBの歴史

ITとはいっても結局は"インベーダーブーム"に過ぎないのではないだろうか?
筐体を買って店に置くだけで儲かる。また店も繁盛する。そんな幻想を抱いてブームとなり資金が流入はした。インベーダーと違ってブームが長く続いているのは"どこかに第二のインベーダーがあるはず"と期待しているに過ぎないだけなのである。
もし・・・どこにもインベーダーがなければ。
だがゲームの業界の歴史を見れば分かるように完全にはなくならない。
再び人々に認知されるようになるまでに長い時間を要したが、強力なコンテンツとゲームの流れができる度に話題となり、業界の幅を広げていったのは周知の事実だろう。ドラクエによるRPG、ストリートファイターによる格闘ゲーム、アウトランによるドライブゲーム・・例をあげれば切がないほどのヒットゲームとジャンルの全盛があった。

いま、WEBにはこのコンテンツが求められている。

WEBに求められているもの

では何を提供したらいいのだろうか?
実際のところ極端な話、技術的にWEBに出来ない事はないといえます。
世界中に動画もゲームも音楽もデジタル化することで送信することができます

またWEBのメリットとして双方向性がよく取り上げられるように、コミュニケーションツールとしてこれ以上のものはないともいえます。

だから自分が送りたいものを送り、受けたいものを受ければいい。
自分がお金を受けたいと思うのならば、そのお金を支払うだけの価値のある情報を送り、その対価としてお金を受け取ることができる仕組みを作ればいいのです。
ごくごく単純な話なのです。今は広告を送ることでユーザーの代わりに広告主から対価を受け取るのが主流となってますからそのあたりから混乱が生じているような気がします。

これを送ればOK!

だからこれを発信しようというものは自分で決めなければいけないし、これを送っておけばよいというものではない。しかしWEBの世界が妙な広告に埋もれていくのだけは、せっかく生まれたメディアの可能性を食いつぶしている、非生産的な行為だということを自覚してほしい。
インターフェイスがかっこいい・・なんてことは昔スーパーファミコンのフロントミッションというゲームの文字フォントで"ちゃんとカーニングされている"というぐらいどうでもいいことだということを認識してほしいのだ。(もちろん実際にやってる人には重要だと思うからこそやっているのだろうが、それがデザイナー的だと思うのだ)

なぜ成功しないのか?

WEBは一見完璧なメディアに見えて、実際になかなかうまく行かないのはどうしてなのだろうか?
私自身は、まだまだ初心者にはハードルが高い。ということに終始していると思う。
もちろんコンピューターと通信インフラの整備でどんどんと良くなっていくのだろうが、現状では基本的にコミュニケーションの手段には"文字" を使い、初心者にもキーボードを使うことを強要している

これではだめだ。

初心者にいくらお金の入金方法を教えても理解されることはない。
うかつにクリックさせられQ2や国際電話に接続してお金を騙しとるしかないのかもしれない。もちろんこんな手法をとる気はないが、当面はある意味、上級者向けの双方向性サービス<interactive>か、初心者でも安心して楽しめる放送型<broadcast>かのどちらかのサービスを提供しなければならないであろう。

もしくは初心者でもそのハードルを越えたくなるような強力な独自コンテンツだ。

他のメディアとのリンクなどでも可能性はあるのだが、WEB単体ならば可能性は限られるだろう。

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