広告を考える

今回は広告について考えてみましょう。
広告というものはメディアにとってもなくてはならない存在です。
新聞にも、広告やチラシが入り、一般的な雑誌などはかなりの広告が入っています。
もちろんTVでも民放にはかならず広告が入り、視聴率に内容が左右されている世界でもあります。これは前述の印刷関係の業界と関係のあることかもしれませんが、こういった広告が入る、入らないでメディアは分けるべきだと考えています。

例えば映画などは冒頭に多少CM映像は入りますが劇中では入りません。TVで一定の時間が経過したあと放映されるものは、途中にCMが入り物語の流れが中断されがちになります。内容にもよるかと思いますが、この中断や環境の違いによって作品の印象か大きく変わっているという事実にもっと多くの人が気が付くべきです。

広告の入るもの、入らないもの

広告が入る・・・これはメディアにとって中断できる、出来ないにより区分される所が多くあります。
例えば紙による各種のメディアこれは読んでいる途中、いつでも中断できるというメリットがあります。その為広告を入れやすいというシステムだと言えるでしょう。
またゲームなどといったメディアではいままで何度か広告を入れる手法も試されてきましたが、効果的だった事例はまだありません。
映画でも劇中広告はかなりの事例がありますが、007シリーズのようにブランドイメージとしての定着が目的で、商品自体を宣伝しようといった使われ方はされていないという印象を受けます。

大体の場合はこういった形で説明できるかと思います。
ではWEBに関してはどうであろうか?基本的に中断できる・・といえるかもしれません。しかし友人とチャットやオンラインゲームなどで楽しんでいた場合はどうでしょう?雰囲気としてなかなかすぐに中断しずらいですよね。

私はWEBには今現在両方の特性があると思っていますがどうでしょうか?

企業の役割

そんな状況で仕事としてひとつのことを続けられる、企業の役割は非常に大きい。
しかしながらそれを認知していないどころか、通常の職業のように人材を育成しようといった考えさえ持たない経営者があまりに多すぎるのではないだろうか? たしかにそれもわからないでもない。人材を育成するには育成するだけの経験をもった先輩・上司の存在が必要不可欠だ。だがそれらもいないのが今のWEBの現状だと言えるだろう。だが本当にそうだろうか? いま、WEBにはこのコンテンツが求められている。

雑誌と単行本

また同じく例外もあります。冒頭で挙げた映画の例もそうかもしれませんが、今回特に考えて欲しいのはマンガというメディアのことです。
マンガは雑誌として多くの広告を持った形態で発表され、そしてシリーズとしての単行本という形で発表されます。それが著作者の利益をある程度保ったままの形態で続々と発表され、その中でも特に人気のあるものはアニメやドラマ、映画としてメディアを展開させられる可能性を秘めています。

これが日本の独自文化として浸透しているのは見過ごせない点だと私は考えます。

単行本という形のコンテンツビジネス

このメディアにはリスク回避という大きな役割とコンテンツ自身の広告という2つの効果の相乗効果が大きな役割を担っています。
まず、広告の入った雑誌というメディアで連載をスタートさせ、それぞれの人気の度合いによってコンテンツ(単行本)の発行調整が可能になります。実験的な作品を掲載することにより新たな可能性を提示しつづけることが出来ると同時にそのリスクもある程度回避できます。
また人気雑誌の場合などは、それに掲載されること自体に宣伝効果が生まれることになります。また再販制度に守られた業界は新規、既存による価格の格差を招くことなく枝葉を増やすことが出来たのです。

コンテンツを作るために

コンテンツに価値があることを示すためにもリスクヘッジを行うためにもこの要素を確実に認識し、ビジネスを展開することがWEBにおいても必要となると考えています。
その為に商品としてのコンテンツと広告としてのコンテンツを分けて認識する必要があるのです。

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